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なぜ息子を標本にしたのか?異常殺人者か至高の芸術家か?西島秀俊、かつてないほどの“怪演”『人間標本』本予告

なぜ息子を標本にしたのか?異常殺人者か至高の芸術家か?西島秀俊、かつてないほどの“怪演”『人間標本』本予告
『人間標本』©2025 Amazon Content Services LLC or its Affiliates.

「告白」「母性」「ユートピア」など数々の衝撃作を世に放ち続けるベストセラー作家・湊かなえが、デビュー15周年を記念して書き下ろし、「一番面白い作品が書けた」と自負する同名小説を原作とする実写ドラマ『人間標本』(全5話)が、12月19日(金)よりPrime Video(プライムビデオ)にて独占配信される。このたび、本予告とキービジュアル、場面写真が一挙解禁となった。

湊かなえ原作、禁断の衝撃作が実写ドラマ化

“イヤミスの女王”と呼ばれる湊かなえが、10年来温めてきた“親の子殺し”というセンセーショナルなテーマに正面から挑んだ本作は、蝶の研究者である榊史朗教授が、息子・榊至を含む6人の少年たちを「人間標本」にしたと衝撃の告白から始まる、禁断のミステリーサスペンス。西島秀俊が主演を務め、本作が現代劇ドラマ初出演となる市川染五郎と初の親子共演が実現。『余命1ヶ月の花嫁』(09)や『月の満ち欠け』(22)を手掛けた名匠・廣木隆一監督が、湊とは『母性』(22)以来2度目のタッグを組む本作は、ドラマ化発表当初から大きな話題を呼んでいる。

「お聞かせしましょう、なぜ私が美しい少年たちを標本にしたのか」

本予告では、蝶研究の権威である大学教授・榊史朗(西島秀俊)が放つ、「人間標本は私の作品です」という衝撃のひと言から幕を開けます。山の中で発見された六人の美少年の遺体。彼らを殺害し、「人間標本」として世に知らしめた犯行を認め自首した史朗。彼が追い求めた「美を永遠に留める」執念は、最愛の息子すらも巻き込む狂気へと変貌します。

映像中盤では、これまでベールに包まれていた史朗の息子・至(市川染五郎)のおぞましくも美しい“標本姿”が明らかとなり、動機を迫る刑事に対して、「貴方、やっぱり何も分かってない」と冷笑する史朗の姿が映し出されます。“色彩の魔術師”と呼ばれる世界的アーティスト・一之瀬留美(宮沢りえ)と娘の杏奈(伊東蒼)、芸術的才能に恵まれた少年たち(荒木飛羽、山中柔太朗、黒崎煌代、松本怜生、秋谷郁甫)、そして、父を慕う至。それぞれが胸に秘めた想いが交錯し、悲劇の物語は予想をはるかに超える衝撃展開へと進んでいきます。取調室で静かに微笑む史朗が語る、驚愕の犯行。彼の本質は、異常殺人者か、至高の芸術家か——。

『人間標本』©2025 Amazon Content Services LLC or its Affiliates.

本作の美術監修・アートディレクターを務めた清川あさみによる蝶の刺繍が施されたキービジュアルには、儚げのある表情を浮かべる西島秀俊、市川染五郎演じる榊親子の姿が映し出されている。蝶の世界に魅了され、最愛の息子までも標本に変えてしまった史朗。彼が手を伸ばすその先に待ち受ける運命とは。

場面写真では、笑顔を見せる至と、どこか固い表情でこちらを見つめる史朗の対照的な親子カットや、美しく儚い標本姿となった至など、本作ならではの耽美な世界観が凝縮。湊かなえ氏が長年温め続けてきた、禁断の物語が交錯する極上のミステリアスな物語への期待を高めている。

『人間標本』©2025 Amazon Content Services LLC or its Affiliates.

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『人間標本』(全5話)は12月19日(金)よりPrime Videoにて独占配信開始

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