「家族をやめたい人たちへ」高杉真宙主演『架空の犬と嘘をつく猫』“特典付き前売券”発売開始！

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2025.11.01

ライター：#ニュース編集部

「家族をやめたい人たちへ」高杉真宙主演『架空の犬と嘘をつく猫』“特典付き前売券”発売開始！ — ©2025 映画「架空の犬と嘘をつく猫」製作委員会

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『愛に乱暴』で世界の映画祭を沸かせた森ガキ侑大監督最新作『架空の犬と嘘をつく猫』が、高杉真宙を主演に迎え2026年1月9日（金）より公開される。このたび、本作の特典付きムビチケ前売券が発売開始となった。

家族をやめたい人たちへ

原作は、「川のほとりに立つ者は」で本屋大賞にノミネートされた寺地はるなの同名小説。脚本は『浅田家！』で日本アカデミー賞脚本賞を受賞した菅野友恵。主人公・羽猫山吹を演じるのは、映画『劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室南海ミッション』、『盤上の向日葵』、テレビドラマ「ロイヤルファミリー」と出演作が相次ぎ、現在大活躍中の高杉真宙。そのほか、山吹の幼馴染で恋人となる佐藤頼を伊藤万理華、山吹の初恋の相手、遠山かな子を深川麻衣が演じるほか、母・雪乃を安藤裕子、姉・紅を向里祐香、父・淳吾を安田顕、そして祖母役に余貴美子、祖父役には柄本明ら幅広い世代の実力派俳優たちが集結した。さらに、お笑いタレント・脚本家、女優と様々な顔をもつヒコロヒーや本作の舞台となった佐賀出身のはなわなど、バラエティに富んだ出演者たちが脇を固めている。

弟の死により現実を見なくなった母親を筆頭に、家族誰もが“不都合な真実“から目をそらし、それぞれの嘘を重ねながら、それでもなお一緒に暮らしている“機能不全”の羽猫家の約30年間を描いた物語は、不完全で、やっかいで、でもどこか愛おしい—そんな家族のかたちを、森ガキ侑大監督が丁寧に紡ぎ、観る者の心に温かさと優しい希望を届けてくれる。

本作の主人公は、どこか機能不全に陥った“羽猫”家の長男・羽猫山吹（高杉真宙）。自身が小学三年生のときに事故で弟を亡くしたその日から、家族の“嘘”に寄り添い、みんなに合わせて生きてきた。現実を受け入れられず、空想の世界に生きる母、愛人の元に逃げる父、夢を語ってばかりの適当な祖父と“噓”を扱い仕事をする祖母、そして“嘘と嘘つきが嫌い”な姉はすべてに対して反抗している。一つ屋根の下に住んでいながらもバラバラに生きている家族の中で、山吹は今日も嘘をつきながら成長していく。ときに「家族をやめたい」と思いながらも—。

本作の特典付きムビチケ前売券の発売がスタート。特典となるのは、『架空の犬と嘘をつく猫』という、本作のタイトルからインスピレーションを受けて描き下ろされたオリジナルイラストの特別ステッカー。イララストレーターのマコカワイによる描き下ろしとなっていて、羽の生えた黒猫と、と楽しそうにチョウチョを追いかける白犬が描かれている。印象的な観覧車のイラストは、すでに解禁されている場面写真の中で、高杉真宙演じる山吹と、伊藤万理華が演じる山吹の幼馴染で恋人となる佐藤頼の背後に映し出されている印象的なもの。温かみのあるタッチで描かれ、優しさが滲み出るこのオリジナルイラストの特別ステッカーは数量限定の特典となる。