「人間とAIのドラマに泣いた」「強烈な映像美」と絶賛!トロンの舞台裏を語る、特別映像『トロン:アレス』

「人間とAIのドラマに泣いた」「強烈な映像美」と絶賛!トロンの舞台裏を語る、特別映像『トロン:アレス』
『トロン:アレス』©︎2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

世界で初めて長編映画としてCGを本格導入し、その革新的な技術とビジュアルで世界を席巻。まさに映像エンターテイメントの歴史を変え、革命的な伝説の映画『トロン』。最新作となる『トロン:アレス』が、10月10日(金)より劇場公開中。このたび、“強烈な映像美”と絶賛されたトロンの舞台裏を語る特別映像が解禁となった。

AI兵士の存在時間は、わずか“29分”

物語の舞台は、高度なAIプログラムを現実の世界で“実体化”させることに成功した世界。ディリンジャー社のジュリアンが開発した、戦うことに特化し、圧倒的な速度で考え、何度倒れても再生する最強のAI兵士アレスを演じるのは、『スーサイド・スクワッド』『モービウス』で注目を集めるジャレッド・レト。

しかし、この技術には明かされていない“問題”があった——。プログラムが現実世界で存在できるのはわずか29分のみ。その29分の壁を突破するコードを見つけたイヴは、コードの存在を知ったジュリアンからAI兵士を送り込まれ命を狙われることに。何度も崩れては再生を繰り返す中、現実世界やイヴとの出会いを通じ、自身が“使い捨て”であることに疑問を抱き始めたアレスは、やがて予想もしなかった変化を遂げていく。

特別映像では、本作をいち早く鑑賞した観客から“強烈な映像美”と絶賛された、トロンの舞台裏が明らかに。制作期間は9年に及び、現実世界にトロンを落とし込むため、CGだけでなく可能な限り実写での撮影を敢行。バンクーバーの中心部を夜間6週間にわたり閉鎖し、本作のアイコンとも言えるライトサイクルも細部までこだわりデザインされ、実際に乗ることができる実物が制作されるなど、大掛かりな撮影が行われた。この壮大なスケール感は、まさにシリーズの真骨頂といえる。

アレス役のジャレッドは、シリーズの大ファンで「『トロン』は僕の人生を変えた作品で、かつてないほどの想像力を体感した。(『トロン』が公開された)1982年はゲームの進化によって映画界でも技術の融合が見られた年。映画館には未知の世界が広がっていた」と“トロン”への深い想いと、公開当時に受けた自身の衝撃を振り返った。

さらに、常にシリーズの中心に立ち、物語のカギを握ってきた『トロン』の主人公ケヴィン・フリンと、ジャレッドが演じるアレスが対峙する場面も今回新たに公開された。ジャレッドはフリン役のジェフ・ブリッジスについて、「彼は憧れの俳優で、共演出来て本当に光栄だった」と敬意を表した。宿命に葛藤しながらも“生きたいと願う“アレスがフリンと向き合うシーンは物語の重要な鍵となるが、フリンとの出会いを経て、アレスはどんな決断を下すのだろうか?

一方アレスとは対照的に、ジュリアンの指令を忠実に守り、アレスとイヴを追い詰める冷酷な兵士アテナを演じるのは、『アフター・ヤン』のジョディ・ターナー=スミス。圧倒的な戦闘能力を誇るアテナは、アレスとは異なり、“任務遂行”に自身の存在意義を見出していくが、何が起こっても動じることはなく、ミッションを遂行する過程で独自の変化を遂げていく。

映像では、暗闇の中アテナが立ち上がり、イヴに銃口を向ける緊迫のシーンからスタート。ワイヤーアクションによる高所からの落下や、ライトディスクや警棒を駆使した戦闘シーンなど、体を張った本格的なアクションに挑戦している、アテナの圧倒的な戦闘力が垣間見える迫力の舞台裏が公開された。「映画のために鍛えた」と語るジョディは、「ワイヤーアクションや格闘シーンも楽しかった」と撮影を振り返った。

そんな彼女が身にまとうのは、『ロード・オブ・ザ・リング』や『アバター』で知られるニュージーランドのWETA Workshopが制作した、黒を基調に赤く発光するラインが特徴的なトロンスーツ。実際に着用して撮影に臨んだというジョディは、「スタントのためではなく、スーツを着るための訓練をした。スーツの着用は大変でそれを乗り越えるのが課題だった」と、トロンスーツを着こなすことが撮影においていかに重要だったかを明かした。命令に背くアレスに対して「消去しろ!」と冷徹に言い放つ場面も公開され、任務遂行にすべてを捧げるアテナの強い意志がうかがえる。

同じコードを持ちながらも、まったく異なる道を歩み始めるアレスとアテナ。やがて物語は、イヴが発見した “29分の壁”を突破する永続コードをめぐり、人間とプログラムが入り乱れる熾烈な戦いへと突入する。アレスとイヴ、そしてディリンジャー社の思惑が交錯する中、AI兵士が暴走を始め、AI世界と現実世界の境界はさらに曖昧になり、予想を超える事態へと発展していく。

使い捨ての運命を背負う彼らの存在意義とは?何のために生きるのか——。果たしてアレスとアテナ、それぞれの選択が導くのは希望か?それとも破滅か?AI世界と現実世界の境界で揺れ動く二人の行方を、スクリーンで見届けてほしい。

『トロン:アレス』©︎2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

『トロン:アレス』は全国公開中

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