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“オスカー大本命!” ポール・トーマス・アンダーソン監督史上初のIMAX上映決定『ワン・バトル・アフター・アナザー』

“オスカー大本命!” ポール・トーマス・アンダーソン監督史上初のIMAX上映決定『ワン・バトル・アフター・アナザー』
『ワン・バトル・アフター・アナザー』© 2025 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.

カンヌ、ベネチア、ベルリン、世界3大映画祭の監督賞を制覇した唯一の監督、ポール・トーマス・アンダーソン。そんな天才監督が主演レオナルド・ディカプリオほか、アカデミー賞俳優と共に贈る全映画ファン待望の最新作が誕生。アンダーソン監督の「ブギーナイツ」主演を断ったことを最大の後悔として挙げるレオナルド・ディカプリオとのタッグが約30年の時を経てついに実現した。映画ファンのみならず、ディカプリオ本人までも待ち望んだ新たな傑作『ワン・バトル・アフター・アナザー』が、10月3日(金)より公開される。このたび、ポール・トーマス・アンダーソン監督史上初のIMAXおよびDolby Cinema上映が決定し、監督がビスタビジョン撮影の魅力を語る特別映像が解禁となった。

息もつかせぬ“怒涛のチェイスバトル”開幕

「なんてクレイジーな映画だ!すべてが最高」すでに本作を3回観たというスピルバーグが大絶賛、世界初上映のワールドプレミアで本作を鑑賞した批評家から、「今年ベスト」「オスカー大本命!」「とにかく笑えて、最後は泣ける」など、新たな傑作を激賞する声がSNSで続々と発信されている 。

『ワン・バトル・アフター・アナザー』© 2025 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.

ポール・トーマス・アンダーソン監督が20年以上の歳月をかけて書き上げた脚本と唯一無二の演出で新たな傑作を創り上げた。主演のレオナルド・ディカプリオはテンパる革命パパ・ボブを演じ、ボブを執拗に追う衝撃の〈変態軍人〉にショーン・ペン、神出鬼没な〈センセイ〉を演じたベニチオ・デル・トロという<全員オスカー受賞歴アリ>の超一級キャストが集結。変態軍人に命を狙われるボブの娘を演じた新鋭・チェイス・インフィニティ、最強のカリスマ革命家を演じた歌手のテヤナ・テイラー、革命家仲間のレジーナ・ホールら豪華キャストの演技のアンサンブルも見所のひとつとなっている。

プロデューサーは、オスカーとBAFTAにノミネートされたアダム・ソムナー、サラ・マーフィとアンダーソンで、製作総指揮をウィル・ワイスクが務める。撮影監督はマイケル・バウマンとアンダーソン、アカデミー賞ノミネート、BAFTA受賞のプロダクション・デザイナー、フロレンシア・マーティン、BAFTAノミネートの編集者アンディ・ユルゲンセン、アカデミー賞・BAFTA受賞の衣装デザイナー、コリーン・アトウッド、キャスティング・ディレクターのカサンドラ・クルクンディス、そして音楽はアカデミー賞・BAFTAノミネートの作曲家ジョニー・グリーンウッド(ポール・トーマス・アンダーソン監督とは6作目のタッグ)が担当している。

撮影監督のマイケル・バウマンによると、ポール・トーマス・アンダーソン監督のたっての希望を受けてヴィスタビジョンで撮影した。その理由は、観客がビスタのフォーマットだけでなく、ラージフォーマットでも楽しめるようにと考えたからだという。

視野を覆い尽くす最大1.43:1のアスペクト比で全編で浴びる映画体験ができる【IMAX】、映像と音響が一体となる高揚感を体験できる【Dolby Cinema】、それぞれのフォーマットで、息もつかせぬ怒涛のチェイスバトル・アトラクションを全身で体感することが出来る。また、監督によってビスタビジョンで撮影された本作、IMAX史上初となる全編を1.43:1の拡張アスペクト比で上映されるというから、かつてない映像体験となること間違いなし。(※一部劇場)

特別映像は、砂漠を走る車に本編映像に続いて、ポール・トーマス・アンダーソン監督が登場し「ビスタビジョンは35mmフィルムのより大きな部分を使えるように発明された撮影フォーマットだ。つまり、とても優れている。深みがあって美しい映像が撮れる。ただ、実用的ではない。通常の35mmカメラのように簡単ではないので、1960年代初頭には廃れてしまった」と語り始める。砂漠の一本道で車を走らせる主人公ボブの主観、森の中の家、マシンガンを連射するカリスマ革命家など、本編のハイライトシーンとメイキングシーンが紹介されていく。

「僕自身がとても惹かれる映画があって、その映画はビスタビジョンだった。“素晴らしい映像が撮れる”ずっとそう思っていた」と、監督がビスタビジョン撮影にこだわった理由を明かす。通常は35ミリフィルムを縦向きに撮影するが、ビスタビジョンでは横向きに走らせる。この方式によって、スタンダードサイズの2倍以上の面積で撮像が可能になり、観客は「“なぜこんな映像が撮れるのか”と感じると思う。その答えはこの美しい撮影方式にある」と締めくくっている。

『ワン・バトル・アフター・アナザー』© 2025 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.

主演にディカプリオを迎えたポール・トーマス・アンターソン監督史上最大スケールで放たれる超大作『ワン・バトル・アフター・アナザー』は、映画史に新たな革命を起こす、息をもつかせぬ怒濤のチェイスバトル。最愛の娘平凡ながらも冴えない日々を過ごす元革命家のボブ(レオナルド・ディカプリオ)。突然、最愛の娘(チェイス・インフィニティ)がさらわれ、生活が一変する。異常な執着心でボブを追い詰める変態軍人“ロックジョー”(ショーン・ペン)。次から次へと襲いかかる刺客たちとの死闘の中、テンパりながらもボブに革命家時代の闘争心がよみがえっていく。ボブのピンチに現れる“センセイ”(デル・トロ)の手を借りて、元革命家として逃げ続けた生活を捨て、戦いに身を投じたボブと娘の運命の先にあるのは、絶望か、希望か、それとも—。

本作は、逃走劇のフリをした闘争劇。天才PTAが練りに練った脚本と唯一無二の演出で魅了する。レオナルド・ディカプリオは、愛する娘の失踪を機にテンパりながら逃走する元革命家で従来のイメージを一新する演技を見せる。かと思えば、マッチョな変態軍人ロックジョーとなったショーン・ペンが一線を越えたブチギレの演技を炸裂させる。そして、なぜかボブのピンチに現れる謎の空手道場のセンセイ役のべニチオ・デル・トロが個性的でユーモラスな演技をぶちかます。オスカー受賞3大俳優が繰り広げる演技のアンサンブルは本作の大きな見所となっている。

『ワン・バトル・アフター・アナザー』© 2025 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.

『ワン・バトル・アフター・アナザー』は10月3日(金)より全国ロードショー

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