「あんたは誰?本物のパク・ヘヨンは死んでる」危険を冒してでも暴きたい真実とは?『侵蝕』本編映像
韓国実写映画初登場No.1、触れるものすべてを地獄の深淵に引き摺り込む、韓国発・精神崩壊スリラー『侵蝕』が、9月5日(金)より公開される。このたび、ミン(クォン・ユリ)とヘヨン(イ・ソル)が緊張感マックスの部屋で対峙する本編映像が解禁となった。
韓国発“精神崩壊”サスペンス・スリラー
その子を前にあなたは「正気」を保てるか——“侵す者”と“侵される者”——その絡み合う関係の深層を暴き出していく衝撃作『侵蝕』。「第29回釜山国際映画祭」コリアンシネマトゥデイパノラマ部門に公式招待されたのを皮切りに、世界各国の名だたる映画祭へと次々に招かれ、観る者の心を深く震わせた本作は、韓国実写映画として初登場1位という快挙を成し遂げ、大きな話題を呼んだ。出演はクォン・ユリ(少女時代)、クァク・ソニョン、イ・ソル、キ・ソユ。これまでの親しみあるイメージを捨て去り、自らの選択で揺れるキャラクターを、鋭く、そして繊細に演じきる。
娘の奇妙な行動への恐怖と、責任の重さに苛まれる母親と、そんな母親を理解することができず、不穏な眼で母を見つめる娘。20年後、子供時代の記憶をすべて喪失した女性のもとに、明るく天真爛漫な侵入者が突然現れ生活に入り込んでくる。時を隔てた過去と現在2つの物語は“予期せぬ侵入”によって結びつき、交錯していく。“普通”ではない“誰か”が日常に入り込んだ瞬間、その日常は確実に崩れ去る。あまりにも強烈でリアルな物語は、息が詰まるような緊張感と不穏なざわめきを呼び起こし、観る者すべての胸の奥に狂気がじわじわと蝕んでいく——。
本編映像は、息を潜めたような静寂の中で幕を開ける。共に眠るヘヨンとおばさんを一瞥したミンは、何かを探すためにヘヨンの部屋に侵入する。しかしゴミ箱を漁るミンの背後には知らないうちにヘヨンが立っており、気づかれたミンは動揺しつつ「眠れなくて、あんたは?」と強気で話しかける。
後ろ手でドアを閉めるヘヨンに、この部屋の逃げ場は完全に断たれ緊張感はマックスに。ミンは遂に「あんたは誰?本物のパク・ヘヨンは死んでる」と伝えるのだった。“本物のパク・ヘヨン”とは一体どういうことなのか?ミンが危険を冒してでも暴きたい真実とはいったい何なのか?暗闇で行われる一連のやりとりに背筋が凍る映像となっている。
『侵蝕』© 2025 STUDIO SANTA CLAUS ENTERTAINMENT CO.,LTD. All Rights Reserved.
『侵蝕』は9月5日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開