「これってもう詰んでる?」“イタい中学校教師”岩田剛典の起死回生の作戦とは!?『金髪』本予告

「これってもう詰んでる?」“イタい中学校教師”岩田剛典の起死回生の作戦とは!?『金髪』本予告
©2025 映画「金髪」製作委員会

岩田剛典を主演に迎え、『決戦は日曜日』の坂下雄一郎がメガホンを取った、皮肉と愚痴と笑いに満ちた新感覚映画『金髪』が、11月21日(金)より公開される。このたび、本予告映像と本ビジュアルが解禁となった。

主演・岩田剛典 VS “世間を揺るがす大騒動”

本作にて主演を務めるのは三代目 J SOUL BROTHERS、ソロアーティスト活動を中心に、近年は俳優としても話題作への出演が相次いでいる岩田剛典。意外にも教師役は本作が初という彼が挑んだのは、爽やかで生徒に好かれる素敵な教師…かと思いきや、若⼿でも中年でもない年頃で⾃分を客観視できていない“イタい”中学校教師・市川。“⾦髪デモ”を発案した市川の⽣徒・板緑役に『流浪の⽉』の⽩⿃⽟季、市川の恋人・⾚坂役に『あのこは貴族』の⾨脇⻨、そのほか『事故物件ゾク 恐い間取り』の⼭⽥真歩、『新幹線⼤爆破』の⽥村健太郎、『お⺟さんが⼀緒』の内⽥慈が脇を固める。

監督は、常にシニカルな目線で人間の愚かさを笑いに昇華させてきた、コメディ映画の新世代を担う坂下雄一郎。『決戦は日曜日』(22)に続き、彼自身が執筆したオリジナル脚本である本作は、日本独特のおかしな校則、教師のブラックな職場環境、暴走するSNSやネット報道という社会問題を背景に、大人になり切れない教師が、生徒たちの金髪デモに振り回されながらも成長(=自分がおじさんであることを自覚)していく様を、皮肉と愚痴と笑いを交えて描き、その奇抜なストーリー展開と個性豊かなキャラクターたちがぶつかり合うことでオリジナリティ溢れる新感覚ムービーが誕⽣した。

本予告映像は、自分がおじさんだと気付いていない“イタい中学校教師”市川(岩田剛典)が、自身が担任に持つクラスの生徒たちが起こした集団金髪デモと遭遇し唖然とする姿から始まる。そんな市川は生徒の一人・板緑(⽩⿃⽟季)から「校則を変えて欲しいです」と訴えられ、金髪デモを起こした背景を知ることに。中学校内だけに収まるはずだった騒動はいつしか世間を騒がす大騒動へと勃発していき…担任教師という理由だけで市川に非難の矛先が向いてしまう。

そんな理不尽な状況についには市川のぼやきが爆発し、恋人の赤坂(⾨脇⻨)にも「こんな仕事繰り返してたらいつの間にかおじさんになっちゃうんでしょ?」と早口で愚痴を吐く。するとたちまち赤坂から「おじさんになってきてるのにおじさんじゃなくて若いフリして受け入れられてないっていうのがなんか見てらんないんだよね」と鋭く的確な言葉を浴びせられ市川は言葉をなくし唖然とした表情を浮かべる。詰んでる(?)状況により、廊下に横たわる無気力な“ダサい”市川だが、実はここから市川の大逆転が始まるのだった。

週刊誌の記事については「全部嘘なんです」としらを切り、宿敵であった生徒の板緑から「予定通りですね」と意味深な発言も!?果たして市川が打って出る起死回生の作戦とは?予想外の結末に考察と期待が膨らむ映像となっている。

本ビジュアルには、頭を抱える中学校教師・市川とその周りをぐるりと取り囲む金髪の生徒たちの姿が収められている。整然と並ぶ異様な光景と、それぞれ異なる表情が放つ圧迫感は、逃げ場のない混乱と衝撃を予感させる。キャッチコピーの「これってもう詰んでる?」が示す通り、教師と生徒たちの間に巻き起こる波乱を強烈に印象づけるビジュアルが完成した。

『金髪』は11月21日(金)より全国公開

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