8月18日(月)の「YAIBAの日」に『真・侍伝 YAIBA』浅草寺絵馬奉納セレモニーが開催され、原作者・青山剛昌と、奉納をお祝いすべく駆けつけたジェラードンが登壇。イベントレポートが到着した。
大絵馬をお披露目
セレモニーはアニメゆかりの地でもある浅草寺、五重塔の麓で開催。原作者の青山剛昌、ジェラードンのアタック西本、かみちぃ、浅草寺 代表役員 執事長の守山雄順氏が登壇。青山の大ファンだというジェラードンの二人が司会を務め、会場の期待も高まるなか、青山、守山氏が登場し熱い拍手に包まれながらイベントがスタートした。
今回奉納される大絵馬のお披露目には刃くんも駆けつけ、お客さんの掛け声に合わせて、刃くんと青山先生が大絵馬をお披露目。
©青山剛昌/小学館/真・侍伝 YAIBA 製作委員会
この日初披露となった大絵馬は、浅草寺境内伝法院庭園の樹齢200年の古木を使用した絵馬となり、明治31年より続く富山の南部白雲木彫刻工房にて加工されたという。制作にはマジックと墨を使い分けて描いたといい、青山は「樹齢200年と聞いて、歴史が詰まっていて緊張した」とコメント。
さらに、イラストを描き入れる際は「縁の彫刻に触れないように気をつけていた」と振り返り、完成までに3日かかったことを明かした。また、絵を描き入れる際に大変だったことを聞かれると、“描くときの体勢”や“木目に合わせて描くこと”が大変だったと大絵馬ならではの苦労を語った。
今回、大正以来約100年ぶりに浅草寺に大絵馬が奉納されることとなり、歌川国芳、長谷川雪旦、逸見(狩野)一信など歴史的な絵師たちの作品とともに、奉納されることとなった青山の絵馬。
守山氏は、浅草寺の絵馬の歴史を説明し、「樹齢200年の古木には、もしかしたら、当時の将軍も触れていたのではないかと夢が膨らむ」と想いを語り、その上で今回奉納される青山先生の大絵馬について、「これから200年経った時に、令和の時代を象徴する世相の絵として寺の宝として残る」と奉納への感謝を述べた。
続いて、絵馬の奉納をお祝いして、アタック西本が得意な型抜きチャレンジを披露。この日のために用意した鉄 刃の髪型にアレンジした“YAIBA型抜き”を青山先生の前で披露し会場を盛り上げた。
披露された“YAIBA型抜き”に青山先生は「自分の位置からでは刃の髪は全く見えなかった」と笑みを浮かべながらコメント。さらにかみちぃは登場した“黒鬼ダンサー”とともに、 YAIBAくんが見守るなか、本作第2クールのエンディングテーマである、八木海莉⚡電音遊戯の「ACTION!」に合わせた“黒鬼ダンス”を披露し、絵馬奉納を祝福した。
イベントが盛り上がりをみせるなか、終わりの時間が近づき、青山は「暑いなか、ありがとうございました。これからも『真・侍伝 YAIBA』も『名探偵コナン』も放送しているので、よろしくお願いいたします」と会場に集まったファンの方へ挨拶の言葉を述べ、大盛況の中イベントは幕を閉じた。
今回お披露目された大絵馬は、8月19日より9月末日まで浅草寺・五重塔にて一般公開される。※雨天時中止
©青山剛昌/小学館/真・侍伝 YAIBA 製作委員会
『真・侍伝 YAIBA』は読売テレビ・日本テレビ系 全国ネット 土曜夕方5時30分枠(※一部地域を除く)にて放送中