• BANGER!!! トップ
  • >
  • 新着ニュース
  • >
  • “命綱、海の底へ落ちていく感覚、呼吸、心臓音” イヤホン推奨!90秒の360°深海体験『ラスト・ブレス』特別映像

“命綱、海の底へ落ちていく感覚、呼吸、心臓音” イヤホン推奨!90秒の360°深海体験『ラスト・ブレス』特別映像

“命綱、海の底へ落ちていく感覚、呼吸、心臓音” イヤホン推奨!90秒の360°深海体験『ラスト・ブレス』特別映像
メイキング写真
『ラスト・ブレス』©LB 2023 Limited

今年2月に全米公開され、『キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド』に次いで興収チャート初登場2位のスマッシュ・ヒットを記録したサバイバル・スリラー『ラスト・ブレス』が、9月26日(金)より日本公開される。このたび、バイノーラルミックスによって深海の生々しい音を360°再現した「“極限潜水”立体音響予告篇」が解禁となった。

“生存確率ゼロ”からの脱出を描く

本作は、究極の悪夢というべきシチュエーションにひとり取り残されたダイバーの運命と、彼を救うべく極限の救出劇に挑む人々を描くサバイバル・スリラー。今年2月に全米公開されると、『キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド』に次いで興収チャート初登場2位のスマッシュ・ヒットを記録した、今年のダークホースともいうべき注目作だ。オスカー常連俳優ウディ・ハレルソンをはじめ、MCU新作への出演を控えるシム・リウ、イギリスの若手俳優フィン・コールの3人が深海で過酷な作業に挑む“飽和潜水士”を演じ、監督をこれまでBBCやナショナル ジオグラフィックで活躍してきたドキュメンタリー作家のアレックス・パーキンソンが務めている。原作は、パーキンソン監督が2019年に発表した同名のドキュメンタリー映画。2012年に起こった潜水事故の信じがたい実話を、『ゼロ・グラビティ』を彷彿とさせると圧倒的な没入感と壮大なスケールで描き出した作品だ。

映像は、バイノーラルミックスによって深海の生々しい音を360°再現した「“極限潜水”立体音響予告篇」。水深91メートルの暗く孤独な海底に、水や呼吸音が生々しく響き渡る映像だ。飽和潜水士たちは海底に張り巡らされたパイプラインや通信ケーブルの補修作業を行うため、この孤独な世界に身を投げる。彼らが潜る深さは水深300メートルに到達することもあり、そのあまりに過酷な状況から、飽和潜水士は“地球上で最も危険を伴う職業”と言われている。

今回の立体音響予告篇は、そんな環境における“音”が強調されることで、まるで飽和潜水士の一員になって、実際に暗闇の深海を潜っているかのような、圧倒的な恐怖と臨場感を体感することができる映像となっている。今回の映像の制作にあたった予告篇制作会社バカ・ザ・バッカのディレクター岩﨑伊津子氏は「深海に吸い込まれたように感じるシーンを使いました。そして、命綱、海の底へ落ちていく感覚、呼吸、心臓音から飽和潜水士たちの緊張感を体感していただけると嬉しいです」とコメントしている。

もともと音楽家になりたかったというパーキンソン監督は、深海の描写と同じくらい“音”にこだわったとオフィシャルインタビューで語っている。音に携わるスタッフも一流ばかりで、作曲は、ドキュメンタリー界の巨匠エロール・モリスの諸作品や、SFゲーム「サイバーパンク2077」のサウンドトラックを担当してきたポール・レナード=モーガンが務め、整音技師は『教皇選挙』のサウンドデザインを手掛けたベン・ベアードが担当。ふたりとも、ドキュメンタリー版「ラスト・ブレス」でもパーキンソン監督とタッグを組んでおり、音に対するこだわりはドキュメンタリーが完成した2019年の時点で共有できていたという。

特に彼らがこだわったのは、潜水士たちの呼吸音と、クリスの命綱が切れるシーンだ。緊迫した状況下で、潜水士たちの呼吸が次第に荒くなり、そこに水を搔き分ける音も重なっていく。観客を不安にさせる様々な音がどんどんと積み重なっていき、観客が「何か起こる!」と思った瞬間、突然プツンと命綱と音が切れる。そして、クリスが深海へと投げ出されると同時に、観客たちも映画館の中で静寂へと身を沈める体験をすることになる――。“静寂”で深海の恐怖を表現するというアイデアは、音のプロフェッショナルたちのこだわりによって生み出されたのだ。

『ラスト・ブレス』©LB 2023 Limited

『ラスト・ブレス』は9月26日(金)より新宿バルト9ほか全国ロードショー

Share On
  • Twitter
  • LINE
  • Facebook