「なんなんだ、これは!?」石野卓球、井上三太、菊地凛子、竹中直人ら著名人からコメントが到着『サスカッチ・サンセット』
映画『サスカッチ・サンセット』をひと足先に鑑賞した各界の著名人から絶賛の声が到着した。
観たこともない世界観に驚愕
今回、到着したのは著名人17名からのコメント。漫画家の井上三太や、俳優で映画監督の竹中直人、ゼルナー兄弟が監督した『トレジャーハンター・クミコ』へ出演経験のある菊地凛子らは、観たこともない世界観に驚愕しながら本作を堪能。
The Octopus Projectによる音楽には、電気グルーヴの石野卓球は「雄弁!」、俳優の田中要次は「アーティスティック」と太鼓判を押した。さらにはサスカッチの生活を覗いた誰もが、現代における息苦しさから解放されたその姿に憧れ、夢中になり、愛おしさを抱いた様子が窺える。本能を刺激するかつてない映画体験に、熱のこもった言葉の数々が寄せられた。
『サスカッチ・サンセット』Copyright 2023 Cos Mor IV, LLC. All rights reserved
到着コメント*敬称略・50音順
石野卓球(電気グルーヴ)
驚きとともに引き込まれた!台詞は無いけど喜怒哀楽すべてがありました。
そして音楽が雄弁!
ISO(ライター)
「伝説の生物」の営みに思いを馳せ続けて誕生した空想ネイチャ・アドベンチャー。
ふざけてるようでいて、いたって大真面目に種の危機から脱そうとする毛むくじゃらたち。
台詞一つないのに、その顔と挙動から溢れる豊かな内面に共鳴し、やがては名状しがたい感動に包まれる。
この奇妙で大いなる叙事詩にどんな感情を引き出されるか、もしかすると人類は試されているのかもしれない。
井上三太(漫画家)
なんなんだ、これは!?
未だかつてした事のない映画体験だ。
監督のゼルナー兄弟も製作総指揮のアリ・アスターもまったく普通の神経をしていないのだと思う。
うめざわしゅん(漫画家)
なんて切ない黄昏なんだろう。サスカッチにも私たち人間と同じく愛と喪失がある。知への欲求と虚しさも。それなら税金がない分サスカッチの方が良かった。
大橋高歩(the Apartment オーナー)
圧倒的な自然の美しさを背景に、時にサイケデリック、時にシュールな笑いも交えながら色鮮やかに描かれる生命の煌めき。
現代社会に生きる僕らはきっと彼らに嫉妬する!
『サスカッチ・サンセット』Copyright 2023 Cos Mor IV, LLC. All rights reserved
菊地凛子(俳優)
いつだって映画好きで、目を輝かせて映画の話しするゼルナー兄弟が、また彼らにしか作れないものを魅せてくれました。
こんな映画観たことないよ!
小島秀夫(ゲームクリエイター)
気に入った。キューブリックの“人類の夜明け(2001年宇宙の旅)”ではなく、ジャン=ジャック・アノーの“人類創世”でもない。サスカッチの文明との遭遇、UMA家族の春夏秋冬を描いた“毛深い人の夕暮れ(サンセット)”だ。ラストも含め、その皮肉で生真面目な展開が、アリ・アスターらしい。サスカッチと“イレイジャー”との遭遇もイカしている。何処までもシニカルでリリカル。お気に入りだ。